中古住宅の購入を検討している方へ!事前に確認すべきポイントを紹介!

2023/04/07 06:00:13 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,



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新しく住まいを探されているのであれば、中古住宅も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
デメリットもありますが、中古住宅ならではのメリットもたくさんあります。
中古住宅をスムーズに購入するために、どのような流れで購入するのかも知っておきましょう。
また、より良い住宅を見つけるためのポイントについても解説していきます。

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□中古住宅のメリットとデメリットについて

*メリット

1.価格が安い
中古住宅は新築よりも、建ててから年数が経っているので比較的安価です。
新築物件のように、販売促進のための広告費や人件費が上乗せされていないということからも、割安で購入可能です。

2.購入前に実物を確認できる
購入前には、建物の間取りや外観を自分で確かめてから購入できることも大きなメリットです。
中古マンションの場合は、管理状況や住人の年齢層なども事前に把握できます。

3.選択肢が増える
さらに、新築住宅よりも選択肢が多いことも魅力です。
駅や都心部では、すでに多くの住宅が建っています。
新築住宅に絞ると好立地の物件は選択肢が絞られてしまいますが、中古住宅も選択肢の一つとすることで、予算の中で立地の良い物件を見つけられる可能性が高まります。

*デメリット

1.修繕コストが高くなりやすい
中古住宅は新築よりも、建物や設備が古いです。
そのため、修繕や買い替えのための費用がかかってしまいます。

2.住宅ローンの控除が少なかったり、控除を受けられなかったりする場合がある
住宅ローン控除とは、住宅ローンを組んだ方が要件を満たすことで、年末時点での返済残高の1パーセントが所得税や住民税から差し引かれる制度です。
しかし、個人が売っている中古住宅を購入した場合には、控除額の上限が年間20万円にまで減ってしまいます。
さらに、購入した中古住宅が要件を満たしていない場合には、そもそも控除を受けられません。

3.仲介手数料の支払いが必要になるケースがある
不動産仲介会社から中古住宅を購入した場合には、仲介手数料の支払いが必要となります。
不動産会社によって値段は異なりますが、「物件価格×2パーセント+6万円」となることが多いです。

□中古住宅を購入する際の流れ

次に、中古住宅を購入する流れを把握して、スムーズに契約を進められるようにしておきましょう。

1.不動産会社へ相談
まずは、どんな中古住宅を希望しているのか、今後どのような暮らしをしたいのかを相談します。
このときに、住むエリアや予算といった自分が譲れない希望をしっかり伝えておくことで、希望に沿った物件を紹介してもらえますよ。

2.物件の見学
希望の物件が見つかり次第、見学を行います。
あくまでも情報収集手段の一つなので、気に入らない場合には断っても問題ありません。
多くの物件を見学し、自分が譲れないポイントを整理しましょう。

3.資金計画と住宅ローンの事前審査
物件の見学をすると同時に、資金計画を立てていきましょう。
住宅ローンを利用するのであれば、事前に銀行へいくら貸してもらえるのかを確認しておきます。
また、審査では住宅ローンを借りる方の勤務年数や収入をチェックされ、実際にいくら借りられるか、長く支払いができるかどうか、適性が判断されます。

4.物件の申込み
購入したい希望の物件が見つかったら、申し込みをします。
申込書に必要事項を記入し、個別交渉を進めます。
不動産会社が仲介となることが多いため、不動産会社と売主の間で交渉されることがほとんどです。

5.売買契約を結ぶ
仮審査が通った後は、売買契約を結びます。
この際に、物件の重要事項に関する説明を受けます。
知らないまま契約を結んでしまうと、後々トラブルが起こっても責任を追及できません。
物件に問題がないかどうか売主に確認をするようにしましょう。

6.住宅ローンを申し込む
住宅ローンを利用する場合には、申し込みをします。
事前審査よりも厳しく、審査機関は1週間から2週間程度かかります。
この審査をクリアすると、住宅ローンの契約を結べます。

7.残代金を支払って物件の引き渡しを受ける
この際も、契約書を確認してすべてが問題なく行われているかどうかを確認しましょう。

□内覧で確認すべきポイント

*外観のポイント

まずは、外観から確認しましょう。
ポイントは、屋根、外壁、軒裏、基礎の4つです。

外壁や基礎にはひび割れがないかどうかチェックしましょう。
幅0.5ミリ以上のものや長さ1メートル以上のひび割れには注意です。
特に、基礎にひび割れがあると家の傾きが懸念されます。
また、屋根や軒裏は破損やずれ、雨どいの破損、塗装のはがれがないかどうか確認してくださいね。

*室内のポイント

入室する際には、玄関のドアに注意してみましょう。
スムーズに開け閉めできない場合には、床が傾いているかもしれません。
その他にも、扉や窓はスムーズに開閉できるかどうか確認しておきましょう。

また、壁のひび、クロスの剥がれや浮き、シンク下の水漏れがないかどうかをチェックします。
居住者が在宅の場合には了承を得たうえで、押し入れやクローゼットなど開けられる箇所は開閉してみてかび臭くないかどうか確認しておくことも大切です。

□目に見えないポイントも確認しましょう

中古住宅を選ぶにあたって、確認するべき点は目に見える部分だけではありません。

*耐震性や劣化状況

地震がよく発生する日本では、住宅の耐震性が重要です。
一戸建ては2000年に建築基準法が改正されているため、それ以降に建築確認を受けて建てられたのであれば現行の耐震基準です。
しかし、耐震性や劣化状況は、自分では判断できませんよね。
そこで、ホームインスペクションを受けて、建物の状態を正確に確認しておきましょう。

*資金計画は大丈夫か確認

中古住宅の購入価格はほとんどの場合、新築住宅よりも安いです。
しかし、不動産会社を通して購入すると仲介手数料がかかります。
また、リフォームやリノベーションを前提として購入される方も多いでしょう。

購入時に大規模なリフォームやリノベーションをしなくても、築年数が経っていることからメンテナンス費用がかかるので、中古住宅の購入は必ずしも安くなるわけではありません。
物件購入価格だけでなく、リフォーム費用やリノベーション費用、維持費なども含めて資金計画についてよく考えておきましょう。

*増改築や再建築ができるか確認

物件を建てたときには問題がなかったが、法律の改正によって増改築や再建築が不可能となっている物件もあります。

□中古住宅を選ぶ際の注意点

安心して長く住み続けられる家を見つけるために、以下の2点にも注意しておきましょう。

・将来を考えて間取りを選ぶ
理想の間取りは人それぞれで異なりますが、選ぶ際にはライフスタイルの変化や家族構成を重視することも大切です。
例えば、子供の出産や親との同居、出張や単身赴任の可能性もあるでしょう。
現在の理想に加え、将来もストレスなく住み続けるために、長い目で見て間取りやデザインを考えるようにしましょう。

・周辺環境の情報収集
住宅を購入すると、その後簡単には引っ越せません。
そのため、まずは住みたいエリアを自分の目で確かめてみましょう。
例えば、騒音問題はないか、ゴミ収集場は汚れていないか、日照条件は良いか、住民のマナーは良いかなどです。
昼と夜、両方の様子を確かめておくことをおすすめします。

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□まとめ

中古住宅を購入することで多くのメリットを得られますが、その分注意すべき点も多くあります。
長く快適に住み続けられる家を見つけるために、ご紹介したポイントを参考に家探しを進めてみてはいかがでしょうか。
水戸市、ひたちなか市、大洗町周辺で中古住宅の購入を検討されている方は、ぜひお気軽にご連絡ください。




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