中古住宅購入の際に住宅ローンは組める?注意点を押さえておきましょう!

2023/10/05 06:00:03 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,



新たな住まいを探すにあたって、新築と比べて価格が安いという理由から中古住宅を検討されている方も多くいらっしゃるはずです。
住宅を購入する際には住宅ローンを組まれる方が多くいらっしゃいますが、新築を購入する際と同じように中古住宅を購入する際にも住宅ローンを組めるのでしょうか。

本記事では、中古住宅を購入する際に住宅ローンを組めるのかご紹介したうえで、中古住宅を購入する際の住宅ローンに関する注意点について解説するため、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

23928227_s

 

□中古住宅を購入する際に住宅ローンは組めるの?

中古住宅を購入する際にも、新築住宅を購入する際と同じように住宅ローンを利用できます。

ただし、中古住宅の場合は、借入期間に制限を設けている金融機関もあります。
ローン審査の流れや審査項目は、中古住宅と新築住宅で変わりません。
事前審査と本審査で問題が無ければ、住宅ローンを利用できます。

住宅ローンの審査項目は金融機関によって異なりますが、ほとんどの金融機関において以下の項目が審査されています。

・健康状態
・借入時年齢
・完済時年齢
・担保評価
・勤続年数
・年収
・連帯保証
・返済負担率

□中古住宅の購入で住宅ローンを組む際の注意点

*住宅ローンの申込み基準を満たさない場合がある

金融機関の住宅ローンには申込み基準があり、不動産に対して「建築基準法などの法令に合致している物件であること」と設定される場合があります。
中古物件の中には建築基準法を満たさない物件もあるため、注意しましょう。

*返済期間を短く設定されてしまう場合がある

建物には法定耐用年数が定められています。
この法定耐用年数を過ぎていたり、土地に価値が無いとみなされたりした場合には、返済期間を耐用年数までに制限されることも多く、毎月の返済が増えて負担が大きくなってしまいます。

*住宅ローン控除を受けられないことがある

中古住宅は、新築住宅よりも住宅ローン控除の適用が難しい場合が多いのです。
例えば、2023年までに建築確認を受けた新築住宅であれば、合計所得金額が1,000万円以下の場合に限り、床面積は40平方メートル以上でも住宅ローン控除の対象となりますが、中古住宅の場合は床面積50平方メートル以上でないと対象となりません。
基準を全て満たしているかどうか確認してから、住宅ローン控除の申請手続きを行うようにしましょう。

*住宅ローン控除額が少なくなりやすい

中古住宅は、新築住宅よりも控除額が少なくなりやすいのです。
例えば、新築住宅では最長13年の控除を受けられるものの、中古住宅は最長10年です。
控除期間が減ってしまうと、控除額も減ってしまいます。

 

23751946_s

 

□まとめ

中古住宅を購入する際にも、新築住宅を購入する際と同じように住宅ローンを利用できます。
しかし、返済期間が短くなったり、住宅ローン控除を受けられなかったりする場合もあるため、注意が必要です。

水戸市、ひたちなか市、大洗町周辺で中古住宅の購入についてお悩みがある方は、当社までお気軽にお問い合わせください。




上記物件の売買のご相談・ご連絡は、お問合せフォームよりご連絡ください。
〒310-0803 水戸市城南3-12-5 TEL:029-227-4433 FAX:029-221-6603