空き家を売却する方法!注意点に気を付けましょう!

2023/08/04 06:00:09 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,



ずっと使っていない空き家を所有している方は、売却を検討してみても良いかもしれません。
しかし、売却方法がわかっていないと、何から始めればいいか分からず悩んでしまいますよね。
そこで今回は、空き家を売却する方法について、注意点と併せてご紹介します。

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□空き家を売却する方法

ただ空き家を売却するといっても、その方法はいくつかあります。
それぞれにメリット・デメリットが存在するので、ご自身に合った方法を選ぶことをおすすめします。

*そのまま売却する

リフォームや解体することなく、そのまま売却する方法で、空き家を売却する際にはこの方法が選ばれることが一般的です。

この方法の最大のメリットは、手間がかからないことです。
解体してから売ろうとすると手間や時間がかかるのに対して、すぐに売却活動ができるので早く売りたいという方におすすめの方法です。

また、解体するよりも固定資産税を抑えられる点もメリットです。
更地の状態よりも、土地に建物が建っている方が固定資産税を安く済ませられるのです。

デメリットは空き家が老朽化していたり、人気のないエリアに建っていたりする場合に売れにくいことです。
買い手が見つからないまま時間が経過すると、さらに売れにくくなるという悪循環に陥る可能性もあります。

*解体して売却する

空き家を解体してから土地を売却する際のメリットは、高い金額で売却できやすく、なおかつ早く売れやすいことです。
更地にすることで買い手が建物を自由に立てられ、買い手の幅が広がるからです。

デメリットとしては、やはり解体の費用がかかってしまう点です。
戸建住宅を解体する際には、100万円~200万円ほどかかると考えていいでしょう。
また、解体後の固定資産税が、建物が建っているときと比べて6倍に増える点に注意が必要です。

*不動産会社に買取依頼する

不動産会社に直接買い取ってもらうという方法もあります。
買い手を探す手間と時間がかからない点が大きなメリットです。
一般的な売却活動は、不動産会社に仲介を依頼して買い手を見つける作業が必要ですが、この手間がいらず、開始から1カ月程度で売却が完了するケースも少なくありません。

デメリットとしては、必ずしも買い取ってもらえるわけではない点です。
しかし、他の方法でも上記のデメリットは考えられるので、ご自身が納得する売却方法を選択することをおすすめします。

□空き家を売却する際の注意点

1つ目は、自己判断での空き家の解体を避けることです。
空き家の老朽化が進んでいるからといって解体を進めると、かえって需要が下がってしまう可能性があるからです。
地域や状態によって左右されるので、解体前には不動産会社に相談することをおすすめします。

2つ目は、瑕疵担保責任でペナルティを受ける可能性がある点です。
瑕疵担保責任とは、売買契約締結時に明らかにしていない欠陥が見つかった場合、買主に対して契約解除や損害賠償などの責任を負うことを指します。
大きなトラブルの原因になるので、売却前には状態を必ず確認しましょう。

3つ目は、取得費が不明な場合の譲渡所得税額です。
購入当時の契約書や領収書などがなく取得費が不明の場合、譲渡所得税が本来よりも高くなってしまう可能性があります。
これから売却を検討する方は、上記資料を必ず探して手元に保管しておきましょう。

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□まとめ

空き家を売却するときは、そのまま売却する、解体して売却する、不動産会社に買取を依頼する、という3つの方法があります。
それぞれにメリット・デメリットが存在しているので、ご自身にあった方法を選ぶことをおすすめします。
また、空き家を売却するときには、ご紹介した3つのポイントに注意しましょう。
水戸市、ひたちなか市、大洗町周辺で空き家の売却を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。




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