離婚によって不動産売却をする場合のポイントを紹介!タイミングについても解説!

2023/10/11 06:00:16 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,



夫婦が離婚する際に揉めやすいポイントの一つに財産分与があります。
財産が現金ばかりであれば簡単かもしれませんが、持ち家があった場合は不動産売却の必要があり、時間も手間もかかります。
今回は、離婚を原因として不動産売却をする際のポイントについてご紹介します。

□持ち家がある夫婦が離婚する際に重要となるポイントとは?

持ち家は夫婦の共同財産であり、夫婦が離婚する場合、基本的には財産分与で2分の1に分けられます。

しかし、これは必ずしもきっちり半分にしなければならないというわけではありません。
この財産分与のポイントについて、2つご紹介します。

*どんな方法で財産分与をする?

財産分与の方法については、主に4つの方法に分けられます。

まずは、離婚した夫婦の片方が持ち家を所有する方法です。
この場合、持ち家の不動産価値を現金に直し、その半額を持ち家を所有しない側に渡します。
この半額を代償金と呼びますが、中にはあまり金銭的に余裕がなく、代償金が用意できない夫婦もいらっしゃるでしょう。

それでも持ち家を売却したくない場合は、家を共有名義にすることで、離婚後も2人で家を保有できます。

しかし、共有名義にすることで不動産の決定に合意が必要になることが煩わしいと思われるかもしれません。
そんな時には土地を2つに分ける「分筆」と呼ばれる方法もあります。

また、家を売却して売却益を2人で分ける方法もあり、これが最も揉めにくく簡単といえるでしょう。

*住宅ローンはどうする?

住宅ローンは基本的に、名義人に返済義務があります。

また、住宅ローンは財産分与とは無関係のものです。
そのため、持ち家の持ち主と支払いがバラバラになってしまう可能性があります。
そうなってしまいそうな時は、早いうちから話し合って支払いをどうするか相談しましょう。

□離婚で不動産を売却するタイミングとは?

離婚で家を売るタイミングは、大きく分けて離婚前と離婚後に分けられます。
それぞれに特徴があるため、どのような違いがあるかご紹介します。

1.離婚前に売る

離婚前に売る場合、離婚までに時間がかかります。
不動産仲介と仮定すると売却が終わるまでに3カ月から半年ほどかかるため、急いで離婚したい場合はおすすめできません。

一方、離婚後にやり取りを控えたい方には離婚前の売却がおすすめです。
不動産売却は手間も時間もかかるため、離婚後にトラブルを引きずりたくない場合は先に売ってしまった方が気も楽です。

2.離婚後に売る

離婚後に売る場合は、離婚前に売る場合と違い、離婚そのものはすぐにできます。
その代わり離婚後も関わりを持つ必要があるため、どちらが良いかは一長一短です。

また、家を少しでも高く売りたい場合、どうしても売却活動は長引きます。
そのため、家を売る条件を大切にするのであれば、売却活動に専念できる離婚後の売却がおすすめです。

□まとめ

不動産売却はそれだけでも負担の大きな一大イベントですが、離婚を原因とした売却となればその負担は増します。
離婚を控えているとなれば、ともに売却活動を行うパートナーとのやりとりもより一層緊張するものでしょう。

そんな時に頼れるのが不動産会社です。
水戸市、ひたちなか市、大洗町周辺で不動産売却をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。




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